1973 Rolls Royce Corniche [European Cars]
ー1973 Rolls Royce Cornicheー
遅まきながら観に行ったボヘミアンラプソディー。冒頭に登場したのはフレディのロールスロイス。運転手付きの4ドアだからこのイラストの車とは異なるが、ほど同じ年式。LIVE AIDの会場入りの前に家族のいる家に向かうシーン。ロールスのエンブレム「フライングレディ」や回転するホイールキャップのクローズアップのシーンは、その頃の彼の名声さを演出しています。
僕が好きな2ドアは運転手なしで自分でハンドルを握るタイプ。幼稚園の頃持っていたミニカーは白でした。子どもながらにこれをを走らせる時はゆっくり走らせていたのを覚えています。
ロールスロイスは余程のお金持ちでないと所有できない高級車。そのロールスをラフに乗りこなすのも魅力的です。僕が中学生の頃、親戚の家の茅ヶ崎で一台のロールスを見かけました。ネイビーブルーメタリックのシルバースピリットの屋根にロングボードを積んで海岸線を走っていたロールスは後にわかったのですが、茅ヶ崎の伝説的なサーフショップ、「マーボロイヤル」のオーナーの車でした。また、あのテリー伊藤さんも昔、ロールスにフレイムスとハードロックのイラストを入れて乗っていたと聞きます。あのジョンレノンもロールスをサイケカラーににしたように、ロールスロイスという高級車には静と動が入りじまって何かロックンロールテイストを込めたくなる要素があるのかもしれません。
僕が万が一この車を所有できているとしたら、今の時期だったら、白と赤のシンプルなクリスマスリースをグリルにつけて、あてもなく都内の街を走り抜けたい。それくらいが関の山ですが。Copyright(c)2018 Kousei Akimoto All Right Reseved.